去る2月23日(日)、京都文化博物館 3階フィルムシアターにて「第3回京都映画賞」表彰式を執り行いました。以下に開催内容をご報告いたします。
2023年度の表彰式・上映会の様子はこちら
会場となった京都文化博物館には、表彰式に当選された京都映画賞会員の皆様にお越しいただきました。受付では式次第と京都映画賞のロゴがデザインされたチケットホルダーをお配りしました。
午後0時半にいよいよ表彰式がスタート。式の冒頭では本映画賞の3つのコンセプトである
・映画を「見る人」の裾野を広げる
・「支える人」の仕事を広く伝える
・「作る人」を次世代につなぐ
についてお伝えした後、松井孝治京都映画賞実行委員長(京都市長)と西村義直京都市会議長による開式の挨拶が行われました。
松井孝治京都映画賞実行委員長(京都市長)
西村義直京都市会議長
その後来賓のご紹介、京都映画賞実行委員会メンバーの紹介と続き、いよいよ優秀スタッフ賞の発表です。
プレゼンターは京都映画賞の名誉会員である俳優・北大路欣也さんにお務めいただきました。
シアター後部の扉から、にこやかに登場された京都映画賞名誉会員の北大路欣也さん
映えある第3回京都映画賞 優秀スタッフ賞を受賞された方々はこちら!
3名には京友禅金彩工芸の技術を活用した金彩(きんさい)ガラスで制作されたトロフィーと副賞が授与されました。
京都の映画文化振興に長らく貢献されてきた方々の受賞、心よりお祝い申し上げます。
続いて作品賞の発表です。第3回京都映画賞作品賞に選ばれたのは…
『碁盤斬り』です。
投票は令和6年10月1日~12月26日の約3ヶ月間行われ、投票総数は905票でした。
ステージには監督の白石 和彌(しらいしかずや)様が登壇され、トロフィーを受け取られました。
受賞された作品関係者の皆様、本当におめでとうございます。
連続ドラマ「SHOGUN 将軍」のプロデューサー等を務め、京都映画の魅力の発信や更なる振興に多大なるご尽力をいただいたとして、俳優・真田広之様に感謝状を贈呈いたしました。
会場では感謝状を受けた真田広之様からのメッセージがスライドで披露され、司会の津田なおみさんが代読しました。
真田広之様へは改めて感謝申し上げますとともに、一層のご活躍を心より願っております。
記念撮影の後には、京都映画賞名誉会員の紹介がありました。
表彰式の終盤には、北大路欣也さんが京都で過ごした幼少時代のお話や撮影所でのエピソードを通して、京都映画に対する熱い思いを語ってくださいました。
最後に大角正京都映画賞実行委員会副実行委員長(株式会社松竹撮影所代表取締役会長)よりご挨拶があり、無事閉式となりました。
表彰式の後には『碁盤斬り』の上映会を実施。上映の前には白石和彌監督に撮影エピソードをお話いただきました。
ご参加いただいた皆様、全ての京都映画賞会員の皆様にもこの場をお借りして御礼申し上げます。
受賞者の皆様と京都映画賞実行委員の皆様等関係者一同で記念撮影