2022年度表彰式表彰式・上映会 開催レポート

「第1回京都映画賞」表彰式・上映会 開催レポート

去る3月11日(土)、イオンモールKYOTOにある「T・ジョイ京都」にて「第1回京都映画賞」表彰式・上映会を執り行いました。以下に開催内容をご報告いたします。

会場となった「T・ジョイ京都」には、表彰式にお申込みいただいた多くの京都映画賞会員の皆様にお越しいただきました。

受付では式次第に加え、第1回京都映画賞のポスターと同じデザインのチケットホルダーを皆様にお配りしました。

表彰式

午前11時にいよいよ表彰式がスタート。式の冒頭には本映画賞の3つのコンセプトである

・映画を「見る人」の裾野を広げる
・「支える人」の仕事を広く伝える
・「作る人」を次世代につなぐ

についてお伝えした後、門川大作京都市長と田中明秀京都市会議長による開式の挨拶が行われました。

その後来賓のご紹介、京都映画賞実行委員会メンバーの紹介と続き、いよいよ優秀スタッフ賞の発表です。

優秀スタッフ賞

映えある第1回京都映画賞 優秀スタッフ賞を受賞された方々はこちら!

〈撮影〉の江原 祥二(えはら しょうじ)様

〈かつら・美粧〉の大村 弘二様(おおむら こうじ)様

〈映像文化振興/学芸員〉の森脇 清隆様(もりわき きよたか)様 

3名には京都の伝統産業品である京友禅の技術を活用した金彩ガラスによって制作されたトロフィーが授与されました。

まさに京都の映画文化を陰ながら支えられてきた方々の受賞、心よりお祝い申し上げます。

作品賞

続いて作品賞の発表です。記念すべき第1回京都映画賞作品賞に選ばれたのは…
『映画 太陽の子』です。

投票は令和4年11月1日~令和5年1月31日の3ヶ月間行われ、投票総数は2,165票でした。

作品名が読み上げられた瞬間、会場内には涙ぐむ方の姿も…。多くの会員様が強い想い入れを持ってこの作品に投票されたのだと思います。

ステージには黒崎博監督と俳優の國村隼様、プロデューサーのコウ・モリ様、土屋勝裕様、浜野高宏様が登壇され、トロフィーを受け取られました。


左から門川市長、國村隼様、黒崎博監督、土屋勝裕様、コウ・モリ様、浜野高宏様

太平洋戦争末期に生きた京都の学生たちの姿を京都ロケで描いた意義深い作品、『映画 太陽の子』。受賞された関係者の皆様、本当におめでとうございます。

名誉会員

記念撮影の後には、京都映画賞の「名誉会員」に就任してくださった4名の俳優の皆さんの発表がありました。


名誉会員となった北大路欣也様、佐々木蔵之介様、里見浩太朗様、常盤貴子様

名誉会員の皆様には次年度以降も引き続き本賞を応援していただく予定です。

閉式~トークイベント

表彰式の最後には京都映画賞実行委員会副実行委員長を務める株式会社松竹撮影所 代表取締役会長の大角正様よりご挨拶があり、続いて開催されたトークイベントでは、『映画 太陽の子』の黒崎監督と國村隼様が制作エピソードを語ってくださいました。


トークイベントの様子

トークイベントの後には『映画 太陽の子』の上映会を実施。まさに京都の映画文化にどっぷり漬かり、じっくり味わう3時間となりました。

ご参加いただいた皆様、全ての京都映画賞会員の皆様にもこの場をお借りして御礼申し上げます。