
2026年7月5日(日)に出町座で「第1弾シネマ探検隊 映画鑑賞ワークショップ」を開催しました。
当日は、小学2年生から中学1年生までの子どもたち8名が参加。
出町座の田中さんが感想を聞きながら、映画を観るだけで終わらずにお互いの意見を話して聞いて刺激し合う楽しい時間になりました。
今回鑑賞した映画は、フランスのミッシェル・オスロ監督による名作アニメーション『キリクと魔女』(1998年)です。
上映前に田中さんから「キリクはどんな子か?」と考えながら映画を見てくださいと言われ、上映後に鑑賞ワークショップが始まりました。
まずは「キリクって、どんな子だと思った?」という、田中さんの問いかけから、みんなでの話し合いが始まりました。
「勇気がある!」「足が速い!」「優しい」「自分の考えがある」「おかしい!お母さんもおかしい!」と声が上がり、自分なりの意見が出ました。
次に、自分とは違う視点を持つ人の感想を聞いて感じたことを話し合いました。
「自分ならこんなに勇敢になれないな」「友だちを助けるのはすごい!」「わからないことがあったらネットで調べる!」「キリクは優しさじゃなくて知りたかっただけ」と、他の人の意見を聞くことで、もっと話したいことが増えていきました。後ろで聞いていた大人たちでさえ「そんな着眼点があったのか」と、驚きと笑いを隠せませんでした。

キリクは「どうして魔女は意地悪なの?」と、大人が諦めてしまうような疑問に対して「どうして?」と問いかけ続けます。
これにちなんで、「みんなが普段、同じように『どうして?』と思うこと」について話し合いました。
映画の中で引っかかったシーン、社会のこと、昨日あったこと、特にない子。「どうして?」が溢れて最後は話がまとまらなさそうでした。いろんな意見を言い合って、明日からまた映画の見方や生活の見方が変わる一助となればと思います。
今回のワークショップでは、学年も異なる8人が、映画館という特別な空間で一つの作品を共有し、それぞれの言葉で語り合いました。
ただ「面白かった」で終わらせず、「自分の意見を話すこと・他人の意見を聴くこと」や、キリクのように「どうして?と思う気持ち」の大切さを、身をもって体験できる貴重な機会となりました。
・普段は映画館で一緒に見る人と意見を交流したりはしないので「面白かったなー」でおわりますが、今回は一緒に映画を観た人達と意見を言い合えるのはとても良い機会でした。
・いつも映画を見に行く時はシネコンに行ってしまうので、小さな映画館、秘密の階段みたいなところを通ったりして出町座自体を楽しめてよかった。また、いろんな人の感想が聞けて楽しかった。

ご参加いただいた子どもたち、温かく見守ってくださった保護者の皆さま、そして素晴らしいファシリテーションで場を盛り上げてくださった田中さん、関係者の皆様本当にありがとうございました!
これからも子どもたちの豊かな感性と考える力を育むイベントを企画してまいります。
次回の開催もお楽しみに!
日時:8月18日(火)13時~
場所:アップリンク京都
詳細:https://filmaward.kyoto/cinema_explorer/
出町座:https://demachiza.com/
京都国際子ども映画祭:https://www.kff-kyoto.com/