表彰式

「第2回京都映画賞」表彰式・上映会 開催レポート

去る2月17日(土)、京都文化博物館 3階フィルムシアターにて「第2回京都映画賞」表彰式・上映会を執り行いました。以下に開催内容をご報告いたします。

2022年度の表彰式・上映会の様子はこちら

会場となった京都文化博物館には、表彰式・上映会に当選された京都映画賞会員の皆様にお越しいただきました。受付では式次第と京都映画賞のロゴがデザインされたチケットホルダーをお配りしました。

表彰式

午前11時にいよいよ表彰式がスタート。式の冒頭には本映画賞の3つのコンセプトである

・映画を「見る人」の裾野を広げる
・「支える人」の仕事を広く伝える
・「作る人」を次世代につなぐ

についてお伝えした後、門川大作京都市長と西村義直京都市会議長による開式の挨拶が行われました。

門川大作京都市長

西村義直京都市会議長

その後来賓のご紹介、京都映画賞実行委員会メンバーの紹介と続き、いよいよ優秀スタッフ賞の発表です。

プレゼンターは京都映画賞の名誉会員である俳優・佐々木蔵之介さんにお務めいただきました。

シアター後部の扉から佐々木さんが登場されると、会場の雰囲気も一段と華やかに

優秀スタッフ賞

映えある第2回京都映画賞 優秀スタッフ賞を受賞された方々はこちら!

〈撮影監督〉の石原 興(いしはらしげる)様

〈映画復元、保存〉の太田 米男(おおたよねお)様

〈照明〉の杉本 崇(すぎもとたかし)様

3名には京友禅金彩工芸の技術を活用した金彩(きんさい)ガラスで制作されたトロフィーと副賞の10万円が授与されました。

京都の映画文化振興に長らく貢献されてきた方々の受賞、心よりお祝い申し上げます。

作品賞

続いて作品賞の発表です。第2回京都映画賞作品賞に選ばれたのは…
『わたしの幸せな結婚』です。

投票は令和5年10月1日~令和6年1月8日の約3ヶ月間行われ、投票総数は2,747票でした。

ステージにはプロデューサーのお一人である椿 宜和(つばき よしかず)様が登壇され、トロフィーを受け取られました。

受賞された作品関係者の皆様、本当におめでとうございます。

京都映画賞特別功労賞

今回、京都の映画文化を長年先導され、京都映画賞の立ち上げと運営にも多大な御貢献をいただいた、故・中島貞夫監督に『京都映画賞特別功労賞』が贈られました。

会場ではご生前の映像が流された後、中島監督のご子息である中島純太(じゅんた)様が登壇され、表彰状を受け取られました。

映画のまち・京都の礎を築かれた中島監督のご遺志が、これからも作品や京都映画賞を通して広く人々に届き続けることを心より願います。

記念撮影の後には、新たに3名の京都にゆかりのある俳優の皆様が加わり、7名となった京都映画賞名誉会員の発表がありました。

新たに内藤剛志(たかし)様、名取裕子様、吉岡里帆様が名誉会員に

トーク~閉式

表彰式の終盤には、『映画 マイホームヒーロー』の予告映像が流され、主演を務める佐々木さんが映画の撮影秘話や大河ドラマのエピソード、京都の映画にまつわるご自身の思い出を語ってくださいました。


司会の津田なおみさんからの質問に応じる佐々木さん

その飾らないお人柄とお話しぶりで終始会場を魅了した佐々木さん。今後のますますのご活躍を心よりお祈りいたします。

最後に京都映画賞実行委員会副実行委員長を務める東映株式会社取締役、京都撮影所長の小嶋雄嗣様よりご挨拶があり、無事閉式となりました。

表彰式の後には『わたしの幸せな結婚』の上映会を実施。ご応募で当選された京都映画賞会員の皆様にお楽しみいただきました。

ご参加いただいた皆様、全ての京都映画賞会員の皆様にもこの場をお借りして御礼申し上げます。

受賞者の皆様と京都映画賞実行委員の皆様等関係者一同で記念撮影